Towards Dead End

メタル(主にデスメタル・ブラックメタル)の音源をてきとーに。参考になる保証はありまへん

Dissimulator/Lower From Resistance

Dissimulator - Lower Form Resistance

カナダ出身のバンドの1st。

VektorやObliveonを想起させるテクニカルなデス/スラッシュの音を出してます。そのため展開も目まぐるしいですが、不思議なことにそこまで聴いてて疲れない、聴き心地が良くてリフも切れ味鋭くて最高です。

また、テクニカルであるが少々ジャズ風な音遣いも出しているのも面白いところ、そこらへんはちょっとCynicとかみたいだなーと、なかなか面白いアルバムです。

 

どの曲もかっこいいですが、特に最後の曲が好きでイントロとギターソロが個人的にとても好きです。

 

今年も20 buck spinのバンドは強いなーて思いますw

書く気力と時間と、文章力と語彙力がないのでここまででw

Upon Stone/Dead Mother Moon

Upon Stone - Dead Mother Moon

アメリカ出身のバンドの2024年リリースの1st。

 

内容はオールドスクールメロデスです。ボーカルはハードコア系のボーカルスタイルですが演奏は90年代のスウェーデンメロデスの音です。At the Gates(特に3rdあたり)や初期In Flames、Eucharistらへんといった90年代スウェーデンメロデスバンドに影響を受けたサウンドで、オールドメロデス好きの自分にとっては最高のアルバムです。あと個人的にはJohan期のArch Enemyも思い浮かべます(2曲目のギターソロの感じとか)

 

カバー曲含めてアルバム時間が32分なのでもう一曲ぐらいあるといいななんて思いますが、そんなわがまま関係なく良質なアルバムです。どの曲も好きですが特に好きな曲を3つ挙げるとしたら1、3、5曲目ですね。NaglfarのHarvestぽいイントロの4もたまらないですね。

 

最近、オールドスクールメロデスをやってるバンドが出てきて大変うれしいです。こういったバンドがメロデスを今後盛り上げてほしいところです。Upon Stoneはがっつりライブバントとして活動してるのでぜひ来日を………!

結束バンド/結束バンド

結束バンド - melancholy youth

このブログは主にメタルの音源レビュー(たまにライブの感想)を書いていく予定です。

と以前こんなこと言ってましたが、今回はなんとメタルのアルバムの紹介ではないです。

アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の劇中バンド、結束バンドによるアルバム。

このアニメを見たのは昨年の10月と今更かよと思いますが、見事にハマりました(もっと早くから見ておくべきだった笑)

LP版が出るということで予約し、届いて聴いたら楽曲の良さに驚き、聴くたびハマっていきました。

LP版は2枚組で、重量版。ジャケもCD版と違います(個人的にはLP版のジャケの方が好き)

結束バンド<アナログレコード盤> - ANIPLEX+ 代購 - Lighted.hk

↑LP版のジャケ。みんなの表情がいいですね、集合写真みたいで好きです

 

特に好きな曲を3曲上げるとなると、「忘れてやらない」「あのバンド」「青春コンプレックス」ですね。正直どの曲もいいので選び難いです。

このアルバム、様々なアーティストさんが作詞・作曲の提供をしていますが、編曲者は絞られているためアルバム全体のサウンド・テイストはしっかりまとまっているのがいいですね。そして、結束バンド4人の声優さん歌唱も良いです。特に結束バンドのボーカルである喜多郁代役の長谷川育美さんの声は大変いいですね、声優さんすごいなと思います。(他だと山田リョウ役の水野朔さんの歌声。高音がとても綺麗)

 

昔からほぼメタル一筋で聴いてた人間なので、ここまで楽曲にハマるとは思いませんでした。全曲レビューする能力はないので諦めます笑

アニメ2期が待ち遠しいです。

Sick Sinus Syndrome/Swarming of Sickness

Sick Sinus Syndrome - Swarming of Sickness

チェコ出身のゴアグラインドバンドの2023年リリースの2nd。

メンバーには今は亡きチェコのゴアグラインドレジェンドのPathologistの元メンバーがいます。

内容としては1st、2ndのCarcassの影響下のオールドスクールなゴアグラインド。そもそもバンドロゴ見てCarcassフォロワーだっていうのわかりますね笑

間髪入れずに突っ走る曲に、ドロドロボーカルとの掛け合いもこれぞゴアグラインドて感じで最高です。

1stもかなり好きでしたが、今作はそれよりも上回る出来だと思います。特にリフが絶妙にキャッチーで印象に残ります。

 

個人的にはDead InfectionやPathlogist、Haemorrhage、最近だとFester Decayのような古き良きゴアグラインドをやっているバンドかなり好きなので、こういうバンドがいるの嬉しいですね。

 

2023年ベストアルバム25枚

あけましておめでとうございます。

ということで2023年にリリースされたアルバムで特に気に入った25枚を紹介します。

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簡単に上から順番に紹介します。

 

Majesties/Vast Reaches Unclaimed

アメリカ出身のメロデスバンドの1st。メタル好きの中でも話題になったこのアルバム、初期In Flamesなどに影響を受けた90年代メロデスサウンドを見事にやっています。オールドスクールメロデス大好きな自分はかなりハマり、よく聴きました。

 

Imperishable/Come, Sweet Death

スウェーデン出身のデスメタルバンドの1st。Dismemberだ!となるスウェデスをやってます。Dismember大好きな自分にはメシウマなデスメタルでした。

 

Krigsgrav/Fires in the Fall

アメリカ出身のバンドの7th。内容はブラッケンドドゥームメタルといったアルバムです、本作で初めてこのバンドを知りました。このアルバム、メロディが素晴らしいです、何回聴いても惚れる美しいアルバムです。

 

One of Nine/Eternal Sorcery

アメリカ出身のブラックメタルバンドの1st。こういうのでいいんだろと感じさせるアルバム、リフ・メロディ高水準でブラック好きは絶対ハマるアルバムだと思います。

 

Parasitario/Everything Belongs to Death

大阪出身のデスメタルバンドの1st。初期DeathやMorgoth、Pestilenceといったオールドスクールデス勢やSkeletal Remainsを感じさせるデスメタルです。デスメタル最高と感じさせるピュアでかっこいいデスメタルしてます。

 

Cloak/Black Flame Eternal

アメリカ出身のブラック/ゴシックメタルの3rd。Tribulation+Dissectionサウンドをやっているバンド、今までのアルバムも素晴らしいですが、今作は最高傑作なのではと感じさせるアルバムでした。特に4曲目はメロディ・曲展開共に素晴らしくよく聴いていました

 

Endseeker/Global Worming

ドイツ出身のデスメタルバンドの4th。ベタなスウェデスサウンドをしているがそれがいい、かっこいい。デスメタルとしてのアグレッシブもありつつ、キャッチーなリフのバランスが絶妙なアルバムです。

 

…and Oceans/As In Gardens, So In Tombs

フィンランドのシンフォニックブラックメタルバンドの6th。再結成してから2作目となる本作ですが、良い復活作だった前作からさらに進化したサウンドを見せてくれました。本作でand Oceans流のシンフォニックブラックが完成されたと感じたアルバムでした。

 

Cruciamentum/Obsidian Refractions

アメリカとイギリス出身のメンバーによるデスメタルバンドの2nd。8年ぶりとなった本作ですが、Incantationのような暗黒デスメタルをベースに北欧デスぽい雰囲気も感じさせるアルバムで陰湿な雰囲気がたまらんアルバムでした。

 

Moonlight Sorcery/Horned Lord of the Thorned Castle

フィンランド出身のメロディック/シンフォニックブラックメタルバンドの1st。最近では日本盤も発売され、話題になっているバンドです。Children of Bodomにシンフォニックブラックが組み合わさったサウンドで、なによりギターワークが素晴らしいアルバム。メロディーがきいてて心地よく、何回でも聴けちゃうアルバムです。

 

Horrendous/Ontological Mysterium

アメリカ出身のデスメタルバンドのデスメタルバンドの5th。現在はプログレ路線へと変更した彼らですが、今作はプログレッシブなメロデスに近い雰囲気のアルバムでした。この変化は個人的には嬉しく、前作はあまりハマりませんでしたが、今作はツボにはまったアルバムでした。

 

Thron/Dust

ドイツ出身のブラックメタルバンドの4th。DissectionやNecrophobicに近いスタイルをやっています。本作はドラムの変更の影響か、同じドイツのThe Spiritぽくなったと感じました。しかしギターのリフワークが素晴らしく、かっこいいリフ満載のアルバムでした。

 

Argenthorns/The Ravening

フィンランドのシンフォニックブラックメタルバンドの1st。Linbonic artを思い浮かべるサウンドで、古き良きシンフォニックブラックを見事に現代にアップデートしたアルバムでした。

 

Cannibal Corpse/Chaos Horrific

アメリカ出身のデスメタルバンドの16th。いわずと知れたベテランバンドの新譜、さすがの出来で安心して聴けます。ここまで安定した作品を出してる彼らは本当にすごいなと思います。あと個人的にはエリック・ルータンが加入してからのカニコーはかなりいいと思います。

 

Taubra/Therizo

スイスのブラックメタルバンドによる1st。突如現れたこのバンドですが、メロブラ的なアプローチもあるピュアなブラックメタルをやってます。

 

Amalekim/Avodah Zarah

イタリアとポーランド出身のメンバーによるブラックメタルバンドの2nd。単音トレモロリフが大好きな自分にとっては最高なアルバムでした、心地よいメロディアスなトレモロリフが聴けるアルバムでした。

 

Grotesqueries/Vile Crematory

アメリカ出身のデスメタルバンドの1st。オールドスクールデスメタルをベースに少しハードコアな部分もあるアルバム。どのバンドに似ているかは思い浮かばないですが、跳ねるようなリズムワークにドロドロした雰囲気が最高です。

 

Craving/Call of The Sirens

ドイツ出身のメロデスバンドの4th。このバンドを聴くのは本作が初めてでしたが、メロディックデス・ブラック+フォークメタルといったサウンドで、何よりメロディがいいこと、疾走感もあり非常に良かったアルバムでした。

 

Imperial Crystalline Entombment/Ancient Glacial Resurgence

アメリカ出身のブラックメタルバンドの2nd。19年ぶりとなる本作ですが、見事な復帰作を聴かせてくれました。これでもかというぐらい寒気を感じさせるコールドでファストなブラックで最高です。

 

Outlaw/Reaching Beyond Assiah

ブラジル出身のブラックメタルバンドの3rd。内容はDissectionなどのようなメロブサウンドですが、ベタなこのサウンドがやっぱいいよねと感じるアルバムでした。シンプルにかっこいいメロブラを堪能できます。

 

Valdrin/Throne of the Lunar Soul

アメリカ出身のメロディックブラックメタルバンドの4th。シンフォニックな部分もあるメロブラといった感じでMoonlight Sorceryに近い雰囲気があります。KeyとGuitarが大変よく、ドラマティックな雰囲気が最高なアルバムでした。

 

Aara/Triade III: Nyx

スイス出身のアトモスフェリックブラックメタルバンドの5th。Triadeシリーズの3作目である本作、メロウなリフで疾走、泣きのメロディたまらないアルバムでした。

 

Astriferous/Pulsations From The Black Orb

コスタリカ出身のデスメタルバンドの1st。ドゥームな要素もありつつ、邪悪な雰囲気満載なデスメタル。うねうねしたリフがじわじわと体に来る感じがたまりません。

 

Hellripper/Warlocks Grim&Withered Hags

イギリス出身のブラック/スピードメタルの3rd。勢いよしの直球サウンド、古き良きオールドスクールな内容で最高です。ザクザク刻むリフと疾走感がクセになるアルバムでした。

 

Obituary/Dying of Everything

アメリカ出身のデスメタルバンドの11th。本作はいつもObituaryサウンドの中に少し変化を取り入れていると感じました。とはいっても安心のObituaryサウンドでさすがだなと感じさせる出来でした。

 

以上25枚でした。説明適当&下手くそですみませんm(__)m

毎年思うことですが、いいアルバム多くて選出かなり迷いました笑

2023年の個人的な振り返りとしてはかなりメタルに没頭できた1年でした、昨年に比べてたくさんアルバムも聴いて、ライブも何回か参戦できメタルに染まった1年でした。

 

今年は自己満で始めたこのブログも頑張って動かしたいところでございます(最近なかなか書く時間作れてないですが…)

 

※追記※Vomitoryの新譜入れ忘れた…

December Flower/When All Life Ends...

12月になったのでこちらを笑

昔に解散したドイツのメロデスバンドの1st。

 

In Flamesのあの名曲がバンド名のこのバンド、内容も90年代のスウェーデンのメロディックデス・ブラックに影響を受けたサウンドです。

初期In FlamesやGates of Istharなどのメロデス好きにはかなりハマるかと思います。

 

私自身も初期In FlamesやSacrilegeといったオールドスクールメロデスが大好きな為、このアルバムを聴いたときは衝撃を受けてハマりました、少し地味で芋臭い雰囲気があるのも90年代を感じさせます。特に2、3、5、9曲目が好きです。3曲目のイントロのリフはDark Tranquillityぽいです。

 

しかしこのバンド、アルバムはこの1stしか出しておらず、その後解散してしまいました。こういった懐かしい音を出してくれるバンドはあまりいないので、もっと曲を聴きたかったなて思います、解散したのもったいない…

とはいっても最近でもMajestiesやUpon Stoneなどオールドスクールメロデスに影響を受けたバンドが出てきているため今後もこういうバンドでてきてほしいなて思います笑

Horrendous/Ontological Mysterium

Horrendous - Ontological Mysterium

アメリカ出身のデスメタルバンドの2023年発表の5th。

初期はピュアなデスメタルをやっていたが、作品を重ねるにつれプログレ色が強くなっていったバンドです。

 

今作も前作までのプログレ路線の延長線ですが、前作に比べてメロデス色が強くなったかなと思います、前作はあまりハマらなかったのですが、今作の変化は個人的にはかなり好みでした。

キャッチーなリフが素晴らしく、どの曲も完成度高いです、1曲目から2曲目までの流れで見事にハマりました。

今年のデスメタルアルバムの中でも上位に入るレベルの良版です。