Towards Dead End

メタル(主にデスメタル・ブラックメタル)の音源を紹介します

The Moaning/Blood from Stone

The Moaning - Blood from Stone

スウェーデン出身のメロディックデス・ブラックメタルバンドの1997年リリースの1st。

リリース元はDissectionの1stやUnanimatedの2nd、Katatoniaの1stなど数々のスウェーデンのアンダーグランドバンドを輩出したNo Fashion Recordsから。

ジャケはNecroload、Peter Tagtgrenがエンジニアと何気にしっかりした面子です。

個人的にNo Fashionリリースの中でも上位に入るレベルで好きで、昔からよく聴いてるアルバム。

音はこの時代のスウェーデンのメロディックデス・ブラック系のサウンドです。メンバーもGates of IshtarやThe Everdawn、Satarielといった似た系統のバンド出身者がいます。この時代特有のメロディックデスでもあり、ブラックぽさもある感じですね(私はその音が大好きなのですが)

とはいってもこのバンドはどちらかというとメロディックブラックぽい気がします。

 

個人的に好きな曲は➀、③、⑦、No Fashionのコンピレーションに入ってた➃も次に好きです。

➀の途中のメロディアスなギターが出てくる部分で好きになりました。③は途中の疾走メロディックブラックなパートからのギターソロの流れが好き。勇壮なメロディが印象的な⑦もかっこいい。

最近はOsmoseやFlogaから再発されているので手に入りやすいとは思います。

 

90年代スウェーデンメロデス・ブラックの隠れた(?)良盤だと思います、自分はやっぱりこういう音が好きです(笑)

そういえばこのバンドのVoがやっているScheitanの1stが欲しいなて思ってます。良質なスウェディッシュブラックやっててかっこいいです

Demigod/Slumber of Sullen Eyes

Demigod - Slumber of Sullen Eyes

フィンランド出身のデスメタルバンドの1992年リリースの1st。オリジナルはNecrophiliacの1stやPurtenanceの1stをリリースしたDrowned Productionsから。

 

フィンデスの名盤の1つで今でもカルト的な人気を誇るアルバム。聴けばハマる理由が分かるなぁと実感します。

力強い低音vo、破滅的なサウンドのギターから繰り出されるフィンランドぽい暗く陰湿でキャッチーなリフ、勢いあるドラムと当時のフィンデス勢の中でも特筆した出来です。(とは言ってもフィンデスはどれも良いアルバムが多いです)

20歳前後の若者がこのアルバムを作ったというのも凄いです、Sentencedなど当時の他のアンダーグランドのデスメタルバンドもですが、クリエイティビティが高いこと、恐ろしい。

 

直近のSvart Recordsからの再発盤はオリジナルジャケで再発されていますがこのジャケも良いこと、オリジナルジャケが一番です。

最近LPで買いましたが、いつ聴いても良いアルバムだなと感じます、オールドスクールデスメタルは最高です。

Dawn/Slaughtersun

最近このバンドの1stのLPを買ったということもあり、このバンドの中でも特に好き・個人的メロディックブラックの名盤だと思っている2ndについて書きます。

Dawn - Slaughtersun (Crown of the Triarchy)

スウェーデン出身のメロディックブラックの2nd。オリジナルはNecropolisから。

プロデューサーはHypocrisyのPeterでThe 90年代後期だなと感じます。

よくメロディックブラックというとDissectionかそれ以外の音かと捉えられているイメージが勝手ながらあるのですが、Dawnは後者、Dissectionとは違ったDawn流のメロディックブラックが出来上がっていると思います。

壮大な曲展開はDissectionに負けず劣らず、リフワークも90年代のこの手の音のバンド中では優れていると思います。

あとDissectionとの違いとしてこちらの方がブラックメタルをベースにした曲だと思います(Dissectionメロデスにも通ずる部分があるのかなと思う)

インストの3を除いて全曲8分越えの長尺なので、人によっては長すぎる・ダレると思う点が難点(とはいってもそう思う気持ちもわかる)ですが1曲目を筆頭に素晴らしいスウェディッシュブラックアルバムだと思います。

聴きこむほど引き込まれる美しいアルバムだと思います

2024年ベストアルバム

私の今年のベストアルバムTOP16です。

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➀Dodsrit - Noctrunal will

スウェーデンブラックメタル/クラストバンドの4th。

初期はクラストコアな部分もあるブラックでしたが、今作で完全にメロディックブラックメタルへ移行しました。彼らの持ち前の1つであるメロディが倍増されていて劇的な展開も素晴らしいアルバムでした。

個人的ベストアルバムです。

 

➁Fulci - Duck face killings

イタリア出身のデスメタルバンドの4th。オールドスクールなブルータルデスメタルサウンドが特徴。曲も2分台の曲が多く、サクッと聴けて、頭も振れるアルバムです。前作はデスメタルパートとシンセ(?)パートが半々になっていましたが、今作はラップなどあれどバランスよく組み込まれていると思います。

 

③Gatecreeper - Dark supersition

アメリカ出身のデスメタルバンドの3rd。

今まではハードコアな要素もあるオールドスクールデスメタルでしたが、今作は北欧デス色が強くなり、メロデスに近いようなメロディがあります。とはいっても所詮メロデスな感じかといったら違うかもと個人的には思います、ヘヴィなデスメタルとメロディがうまくかみ合っているアルバムだと思います。

 

➃Upon Stone - Dead Mother Moon

アメリカ出身のメロディックデスメタルバンドの1s

オールドスクールサウンドで90年代大好きな私にはツボなアルバムでした。オールドスクールメロデスだと昨年出たMajestiesもありますが、個人的にはこちらの方が好み、勢いもあってかっこいいです。今後に期待なバンドです。

 

⑤Saidan - Visual Kill:The Blossoming of Psychotic Depravity

アメリカ出身のブラックメタルバンドの3rd。前作も素晴らしいアルバムで期待が高かったですがその期待を超えるアルバムが出ました。前作に比べてパンク的な部分が増えた印象、そしてSaidan特有のキャッチーなメロディも健在です。特にバッキングのリフがかっこいいリフが増えて進化しているなと感じました。(ただレーベルがあんまり好きではないです…)

 

⑥Spectral Wound - Songs of Blood and Mire

カナダ出身のブラックメタルバンドの4th。

出た当初は良いけどそこまでハマらないという気持ちでしたが、何回か聴いているうちに良いなと感じたアルバム。前作は出た当初はキャッチーな2曲目が好きでよく聞いていましたが、後半曲が個人的に微妙でやや飽きていました。しかし今作は前作に比べて全体的にまとまっていて飽きずに聴けるアルバムでした。

 

⑦Molder - Catastrophic Reconfiguration

アメリカ出身のデスメタルバンドの3rd。

これぞオールドスクールデスな音で、今作はスラッシュ的なタメのある疾走感もあって気持ちの良いアルバムです。前作はそんなに聴いてなかったのですが、今作はハマりました。AsphyxやObituary辺りが好きな人におすすめ。

 

⑧Servant - Death Devil Magick

ドイツ出身のブラックメタルバンドの3rd。2021年頃に結成し、早いスパンでアルバムを出している彼ら、今作はServant流のブラックが完成されたアルバムだと思います。特にメロディアスなリフが今までに比べて良くなった印象、全体の構成も素晴らしく特に終わり2曲は素晴らしいです。優秀な作品が多かったAOPリリースの中でも特に良いなと思いました。

 

⑨Brodequin - Harbringer of Woe

アメリカ出身のブルータルデスメタルバンドの20年ぶりの新譜。このバンド自体そこまで聴いてこなかったのですが、今回の新譜は個人的には彼らの作品の中でもトップに入るレベルで気に入りました。ドラムの音とスラッシーなギターが気持ちいいです。

 

⑩Ripped to Shreds - Sanshi

アメリカ出身のデスメタルバンドの3rd。

Exhumed+Entombed+shred guitar=これという感じです。北欧デスぽい要素とグラインドの爆走するパート、メロいギターソロがうまく組み合わさっています。

 

⑪Houle - Ciel Cendre er Misere Noire

フランス出身のブラックメタルバンドの1st。1stにしてかなり完成度の高いメロディックブラックでした。今後の活躍に期待なバンドです。Voは女性ですが、表現力が良く、より楽曲に哀愁を持たせていたなと思います。

 

⑫Noxis - Violence Inherent in The System

アメリカ出身のデスメタルバンドの1st。今年のデスメタルアルバムの中でも特にユニークなアルバムだと思います。ベースが目立ちに目立ちまくっているテクニカルなデスメタル、フルートなども登場しているのも面白いです。ハマるとクセになるアルバムだと思います。

GorgutsやCryptopsy、Suffocation辺りが好きな人におすすめです。

 

⑬Kanonenfieber

ドイツ出身のブラック/デスメタルバンドの2nd。正直先行曲の時点ではそこまで期待値は高くなく、前作の方が好きかもという印象でした。しかし、アルバムとしての出来はこちらの方が良いのではと感じます。広くアプローチできるアルバムで、Noise氏特有のメロディ・展開も良かったです。

 

⑭Cryptic Hatered - Internal Torment

フィンランド出身のデスメタルバンドの2nd。今年のフィンデスは良いなと思う作品がそこそこありましたが、特にこのアルバムはよく聴いていました。1stではCannnibal Corpseあたりに近い音でしたが、今作はそれに加えて北欧デスぽいメロディも顔を出した印象です。メンバーも若手で今後が楽しみです。

 

⑮Mork Gryning

スウェーデン出身のメロディックブラックメタルの7th。

前作は全体的に疾走曲が多めな印象でしたが、今作はミドルの曲もはさみつつアルバム全体がまとまっていた印象、現役勢にも負けない良質メロブラでした。リフも捻りが加えられていて、相変わらずのMork gryning節のメロディーも良かったです。

 

⑯Blood Incantation - Absolute Elsewhere

アメリカ出身のデスメタルバンドの3rd。今年一番話題を呼んだデスメタルアルバムと言っても過言ではないでしょうか。個人的には2ndぐらいのデスメタルとの塩梅が好みかなと思いますが、それでもこのアルバムは凄いなと思います。これぐらいのバランスを維持してアルバムを出してくれると個人的には嬉しい。

 

以上16枚でした。

2024年は特にデスメタルが強かったイメージがあります。リバイバル勢が今までとスタイルを変えてきた印象が強く、変革の年でもあったと思います。

2025年も良いアルバムにたくさん出会えることを願います。

フィジカルも特にレコードを頑張って集めていきたいです。

 

 

Gatecreeper/Dark Superstition

Dark Superstition | Gatecreeper

アメリカ出身のデスメタルバンドの2024年リリースの3rd。

OSDMリバイバル勢として人気のあるバンドであり、今年来日もしました。

(確かアリーナデスメタルみたいな呼ばれ方もされてたはず)

 

今作から大手のNuclear Blastに移籍した彼らですが、今作は個人的にとてもツボなサウンドでした。

今まではEntombedなどのスウェデス勢やObituary、Bolt Throwerのような音にハードコアな部分もある音を出していたバンドでしたが、今作は今までに比べキャッチーなメロディが主体となり、メロディアスなスウェデスサウンドへとなっています。

個人的にはメロデス化したというよりはDesultoryやEdge of Sanityあたりに近い、メロディアスなデスメタルになったなと感じました。(5曲目のメロディはEdge of SanityのTwilightみたいだと思った)

1stあたりの音も好きですが、個人的には今作で見せた音の方が好みです。

特に好きな曲は1、2、6、9曲目です。6曲目はメロディアス+疾走で大変良いです、フレーズもThe90年代のスウェーデンを感じて最高です。

幅広い層にアプローチできそうなアルバムだと思いました。

Children of Bodom/Hatebreeder

フィンランドメロディックデスメタルバンドの1999年リリースの2nd。

日本でも有名なチルボドです。

ブログ名はこのアルバムの曲からとってますw

 

彼らの作品だと4thが特に人気ですが、個人的にはこれが一番好きです。

(4thは最初聴いたときは固い感じの音が苦手だった)

この時期の芋臭さが垣間見える感じがいい、Alexiのギターも素晴らしいです。

ネオクラシカルなのは普段聴きませんがこのバンドは別、若干20歳ほどのメンバーがこれを作り上げたというのも凄いです。

 

何回も聴いているアルバムなので嫌いな曲はないですね(7曲目は他の曲に比べると弱いかなとは思う)

特に好きな曲を上げるとしたらやはり5曲目の「Towards Dead End」や3曲目の「Hatebreeder」、ライブでも定番だった9曲目の「Downfall」ですね。

5曲目に関しては一番聴いてたかもてぐらい好き、イントロのピアノサウンドのキーボードとギターのユニゾンのメロディーは泣けます。

けど途中の「Who Cares」て言う囁きの部分はちょっとダサいかなとは思いますが…w

 

Alexi Laihoというギタリスト・コンポーザーの凄さを体感できるアルバムかなと思います、Bodom After Midnightでの活躍も見たかったです…

Fulci/Duck Face Killings

Duck Face Killings

最近ハマっているアルバム。

イタリア出身のデスメタルバンドの2024年リリースの4th。

バンド名は映画監督のLucio Fulciからとられており、内容も彼の映画からインスパイアされています。(今作はNewyork ripperから)

今作から皆好きであろう20buck spinに移籍しています。

 

内容はCannnibal CorpseやDying Fetus、Suffocation辺りの影響を受けてそうなブルータルなデスメタルサウンド、最近のバンドだと200 stab wounds辺りが近いと思います。

リフはCannibal Corpseぽいなと思いますね

このバンドをちゃんと聴いたのは今作からなのですがとてもかっこよくて気に入りました。

前作は後半曲がシンセによる曲でデスメタルしてなかったのですが、今作は前作に比べて極端な変化はないので聴きやすいと思います。(とはいっても今作もシンセやラップなど取り入れてあるので好み分かれるかも)

 

頭振れるノリ良い曲が多いので、ストレスとか溜まっているときに聴くと効きますw

過去作は2ndが良いなと思ったので、そのうち買わなくちゃなて感じです。